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写真:田沼武能
1948年(昭和23年)、わたしの生まれた翌年の渋谷駅前広場の光景です。こんなだったのかー!と思ってしまうほどの時代を感じてしまう写真です。
忠犬ハチ公の銅像も今の位置とずいぶん異なってますし、舗装されてない土もあらわな広場が哀しそうであります。人の服装を見れば夏の夕方あたりかと思われますが、まだ皆さん戦後の復興も間々成らない頃です。井の頭線のホームに上がる階段の入り口は江戸屋という喫茶店と中華料理店の間に挟まれるほど狭く、いかにもローカル色がたっぷりであります。左に見える渋谷食品は戦後PXからの横流し品で大儲けしたといわれた店で井の頭線ホームが再開発されるまでそのガード下で人気の食品専門店でした。この頃、私の両親などはミルクを買うために久我山から西荻窪のヤミ市で着物と交換して手に入れてた状況ですから、この時代でも、儲ける人は居たわけであります。
(via tiga)